【アプリ開発】
アプリで月20円の収入を月1000円にした方法の体験談

ストック型ビジネスを取り入れたらよくなった

投稿日 2025/08/02 更新日 2025/08/02


こんにちは。スマホアプリ開発歴5年目の「元木皇天」です。

今回は、過去に私がリリースしたアプリの収益を、月20円から月1000円にした方法について解説いたします。

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本題の前に宣伝させてください。

過去に以下のようなアプリを開発しています

  • 麻雀の点数記録アプリ
  • 本を管理できるアプリ
  • いろいろなものをカウントするアプリ

少しでも気になるものや、開発の参考にしてみたいなどありましたら、以下に過去開発アプリ一覧を掲載していますので、よかったらインストールしてみてください!

レビューなどあるとより嬉しいです!!

元木皇天が開発した過去のアプリ一覧

今回の話のアプリ

今回の話の対象となるアプリはこちらです。

アプリ名の通り、三人麻雀の点数を記録するアプリです。

このアプリが、元々月20円の収益で、その後月1000円になったアプリです。

改善前の収益化方法

改善前は、Google Admobを使用した広告収益で収益を得ていました。

広告の種類は「バナー広告」と「インタースティシャル広告」です。

麻雀の点数を記録して、3試合分の記録が終わったタイミングでインタースティシャル広告を表示するといった感じです。


しかし、麻雀というゲームの性質上、長時間麻雀をやってその後に数秒アプリを操作するという流れになります。

3試合分の麻雀となれば2時間ほどかかる場合もあります。

アプリを開いている時間が短いので、バナー広告の収益は少なく、数時間に1回のインタースティシャル広告のため、大きな利益が得られないという状態でした。


結果として、ひと月あたりの収益は20円くらいでした。

改善後の収益化方法

そんなアプリをリリースしてから1年後に転職しました。

転職前はSES会社で転職後はSIerだったため、ややマネジメントや経営層の考え方を身につけることができました。

そこで出会ったのがストック型ビジネスという考え方。

要はサブスクリプションですね。


自分のアプリでサブスクをやる気は元々なかったのですが、面白そうだから実験的にやってみようと思い、アプリにサブスクを導入してみました。


2025年8月時点で、サブスクの内容は以下のとおりです。

・各種データの登録上限数がなくなる
・グラフ出力機能が使えるようになる

価格: 月100円


無料である程度使えるようにしておきつつ、より使いたい場合はサブスク登録してね、という感じです。

価格については、自分だったら100円くらいならまあ払ってもいいかなーと思ったので100円にしました。


最初は「課金してくれる人はいるのかな?」と疑問に思っていたのですが、意外に課金してくれる人がちらほらと現れました

結果的に月1000円以上稼いでくれるアプリとなりました。

(月1000円稼いでくれれば、Apple Developerの年会費を払えるので結構嬉しい笑)


ちなみに、サブスクを導入したタイミングでAdmob広告は廃止しました。

おまけ: 個人的におすすめしたい経営学の本

転職後にストック型ビジネスの考え方を知りましたが、それ以前は経営戦略の本を読んで素人ながら色々と模索していました。

その中で、今でも私の考え方のベースとなっている経営戦略の本を2冊紹介しておきます。よかったらぜひ読んでみてください!

まとめ

アプリと相性がいい収益化方法を導入するのがいいと思います。

一概にサブスクがいいとは限らないけど、いろいろ実験的にやってみるのが収益アップにつながると思いました。

参考文献・おすすめ文献