【サイバーセキュリティ】
情報処理安全確保支援士の学習におすすめの書籍紹介

試験合格者の筆者がおすすめの参考書を紹介します

投稿日 2024/01/14 更新日 2024/01/14


こんにちは。IT業界歴4年目の「元木皇天」です。

今回は、情報処理安全確保支援士の学習におすすめの参考書について解説いたします。

ちなみに私は2023年秋の情報処理安全確保支援士の試験で一発で合格することができていますので、情報としては十分参考になると思いますのでその点はご安心ください。

午前試験向け参考書

午前向けの参考書をまずは紹介します。


午前向けの参考書として、1番のおすすめは「徹底攻略 情報処理安全確保支援士教科書 令和6年度 」です。

こちらをおすすめする理由は、3点です。

  1. 試験に出てくる用語を網羅的に抑えることができる
  2. 練習問題と実際の過去問が解説付きで付いている
  3. 書籍購入特典でPDFデータ版が無料でダウンロードできる

他社からも似たような参考書はいくつか出ていますが、特にPDF版ダウンロードができるのが個人的に良いなと思いました。

この書籍はページ数が「約750ページ」あり、持ち運ぶにはやや不便です。

そこで特典のPDF版をダウンロードしてスマホに入れておくことで、移動時間などのちょっとした空き時間に読み進めることができ勉強が効率よくできるため、今回おすすめしました。


ちなみに私もこの書籍を読んで、合格することができております。


また、サイバーセキュリティについて全く知見がないけれど勉強を始めたい、といった場合は「「サイバーセキュリティ、マジわからん」と思ったときに読む本 」の本がおすすめです。

実際に購入して読んでみましたが、サイバーセキュリティの基礎内容がわかりやすくまとまっており、入門としてとても良いと感じました。

午後試験向け参考書

午後試験向けの参考書としては、「うかる! 情報処理安全確保支援士 午後問題集[第2版] 」の本が1番おすすめです。

こちらは午後問題の中でも、特に記述式問題の対策としてとても有効な参考書です。

過去数年分の午後問題の傾向とパターン、それらの回答の仕方が丁寧に解説されていました。

こちらの参考書は私自身試験対策と使用し、実際の試験にて「この問題は参考書のあのパターンだな」と分類することで問題の解答方針を大まかに決定でき、根拠にブレが生じにくい記述ができました。

午後は記述式問題が大半を占めるので、個人的には必須と言っても過言ではないくらい良い参考書だと思っております。


また、午後試験ではネットワーク構成に関するセキュリティの問題がよく出題されます。

私が過去に読んだ本でネットワーク系の知識を学ぶのにとても役立った「マスタリングTCP/IP 入門編(第6版) 」という本があります。

この本を一通り読むことでTCP/IPの知識が身に付き、ネットワーク関連の問題がスムーズに理解できるようになるので結構おすすめです。


あと、店頭で少し立ち読みした程度でしたが「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版 脆弱性が生まれる原理と対策の実践 」も良さそうでした。

実は私が受験した令和5年度秋季の午後の問1にて、JavaScriptの問題が出題されたのですが、全く解けず他の問題を選択したのが結構悔しかったです。

なので、こちらの本を参考にWebアプリケーションのセキュアプログラミングについて学んでおくとかなり強いのではないかと思い、こちらに記載させていただきました。

参考文献・おすすめ文献