【Linux】
apt-cacheコマンドの基本的な使用方法

Debian系Linuxのパッケージをコマンドで扱う

投稿日 2022/05/24 更新日 2022/05/24


こんにちは。当サイトの管理者「元木皇天」です。

今回はDebian系Linuxのパッケージを扱うコマンド「apt-cache」コマンドの基本的な使い方について解説したいと思います。

環境
OS:Kali Linux Ver5.15

apt-cacheのサブコマンド

apt-cacheのサブコマンドは以下の構成でコマンドを使用します。

apt-cache [サブコマンド]
サブコマンド説明
search キーワード指定したキーワードを含むパッケージを検索する
show パッケージ名パッケージについての一般的な情報を表示する
showpkg パッケージ名パッケージについての詳細な情報を表示する
depends パッケージ名指定したパッケージの依存関係情報を表示する

apt-cacheでパッケージを検索する

apt-cacheでパッケージを検索するには「search」を使用します。

実行例は以下のとおりです。ここではapache2に関連するパッケージを検索しています。

apt-cache search apache2

apt-cacheでパッケージに関する情報を表示する

apt-cacheでパッケージに関する情報を表示するには「show」を使用します。

実行例は以下のとおりです。ここではapache2に関するパッケージ情報を表示しています。

apt-cache show apache2

また、より詳細な情報を表示したい場合は「showpkg」を使用します。

apt-cache showpkg apache2

まとめ

apt-cacheコマンドではパッケージに関する情報を検索・参照することができます。