【DBeaver】

"dbeaver no timezone mapping entry for 'auto-detect'"の解決方法

MySQLへの接続ができなかった時の話と解決方法

投稿日 2021/09/26 更新日 2021/09/26


こんにちは。当サイトの管理者「元木皇天」です。

先日、DBeaverでMySQLの新規接続先追加を行った時に謎のエラーメッセージ、dbeaver no timezone mapping entry for 'auto-detect'が表示されてしまい、接続ができなくなってしまいました。

今回はこの時の体験をもとに、僕が解決に至った方法を備忘録として残しておきたいと思います。

環境
OS:MacOS Big Sur
DBeaver:バージョン7.1.2
MySQL:8.0.26

目次

事象発生前に行っていたこと

事象の解決法の前に、僕が"dbeaver no timezone mapping entry for 'auto-detect'"のエラーに至るまでに何を行ったかについて書いておこうと思います。


1.MacOSのアップデートが来ていたのでアップデートを行った
2.MySQLを起動しようと思ったらなぜか起動しなくなり、MySQLを再インストールした
3.MySQLが起動するようになった
4.MySQLとDBeaverを接続しようとしたらエラーになった
という感じです。

※前にも一度MacOSをアップデートしたらこんな感じになったので、MacOSのアップデートもうやめようかな。。

エラーの解決方法

エラーの解決方法ですが、結論から言いますとdbeaver.iniへ値を追加することで解決します。

では、さっそく手順をご紹介します。


1.DBeaver.iniを開く

ターミナルを開いて、下記コマンドで/Applications/DBeaver.app/Contents/Eclipseを開きます。その後dbeaver.iniが存在することを確認してください。

cd /Applications/DBeaver.app/Contents/Eclipse
ls -l
DBeaver.iniの確認

その後、下記vimコマンドでdbeaver.iniを開いてください。

vim dbeaver.ini

2.DBeaver.iniを編集する

vimでDBeaver.iniを開くと以下のような内容が表示されると思います。

DBeaver.iniの内容

ここの最後に行を追加します。

まず、vimをINSERTモードにするために以下の以下のキーを入力します。

i

"i"を押下するとINSERTモードになるので、vimが編集できるようになります。

次に以下の行を追加してください。

-Duser.timezone=UTC
-vmargs
DBeaver.iniの編集

その後、"escキー"を押下してINSERTモードを解除します。そして編集したvimを下記コマンドで保存します。

:wq

3.DBeaverを再起動する

iniファイルをDBeaver適用するために、DBeaverを再起動してください。

これでタイムゾーンを設定できて、"dbeaver no timezone mapping entry for 'auto-detect'"のエラーが解消されるはずです。

まとめ

DBeaver.iniに以下2行を追加する。

-Duser.timezone=UTC
-vmargs